マルティン・シュカンパ (チェロ)
Martin Skampa, Cello
  1962年プラハに生まれる。父親の手ほどきにより、10歳でチェロを始める。サーシャ・ヴェーチトモフのもと、16歳でプラハ・アカデミー・オヴ・アーツに入学。1984年に名誉賞を得て卒業。
  これまでにリサイタルおよび協奏曲のソリストとしてのコンサートで1000回以上演奏、それ以外のコンサート出演も300回を超える。また、ヨーロッパ18ヶ国、レバノン、香港のほか、日本では7回に及ぶコンサートツアーを行い、大変人気を得ている。
  プラハ・ユース・オーケストラの指揮者であった母ヴラスタ・シュカンポヴァー女史とピアニストで教師でもあったアルフレッド・ホレチェック氏-彼とは50回以上のリサイタルで共演した-の両氏はマルティンの芸術的成長に強い影響を与えた。
  ISMEフェスティヴァル(ブリストル-1982年)、IDRIARTフェスティヴァル(プラハ-1987,1989年)、ユース・コングレス(ヘルシンキ-1988年)などに招かれ演奏するほか、彼の音楽的芸術的業績は、数々のCDやラジオ放送でも好評を博している。